英語あれこれ: 毎時、毎分

「毎時ぴったりに」とか「毎時何分に」の「毎時」は、for each hour とか単なる every hour ではなくて、もっと的確な表現があるようだ。 「毎時ぴったりに」は every hour on the hour と云い、 「毎時M分に」は (主に米語で) every hour at M minutes after the hour と云い、 「毎時ぴったりのM分前に」は (主に米語で) every hour at M minutes before the hour と云う。 「毎分何秒に」でも同じパタンの言い方ができる。 「定期スケジュールにしたがってジョブを実行する」といった文脈で使える表現である。 英英辞典で詳しい説明と例文を見つけたので、ちょっと引用しておく。

Merriam-Webster で after the hourを引くと
意味の説明 (主に米語という注釈付き) とともに、Trains leave every hour at ten minutes after the hour. (列車は毎時10分に出発する) という例文が見られる。
Merriam-Webster で before the hourを引くと
意味の説明とともに、Trains leave the station every hour at ten minutes before the hour. (列車は毎時ぴったりの10分前に出発する) という例文が見られる。つまり、列車は毎時50分に出発するということ。
Longman で hour を引くと
6番目の o'clock という語義の中に、「毎時」を示す (every hour) on the hour (=every hour at six o'clock, seven o'clock etc) という言い方およびその説明と、There are flights to Boston every hour on the hour. という例文が見られる。
また、 10/20 etc minutes before/after the hour という言い方も挙げられていて、American English (=used on national radio or television in order to give the time without saying which hour it is, because the broadcast may be coming from a different time zone) という面白い説明が読める (英国はタイムゾーンが一つだから、タイムゾーンが複数ある米国ならではの必要性から来た表現だろうね、と納得した)。そして、 It's twelve minutes before the hour, and you're listening to Morning Edition on NPR. という例文が挙げられている。