英語あれこれ: as から始まる定型句

as always「いつもどおり」。
as far as「〜である限りは」。これは、as long as, so long as, in so far as, insofar as などと同様の意味で、言い換えが可能。他に、「〜まで」とか、字義どおりに「〜と同じだけ遠くまで、〜と同じ距離だけ」といった意味もある。
as for「〜については、〜はと言うと」。
as if「あたかも〜であるかのように」。仮定法の出番ですね。as though とも云うが、そっちは少数派とのこと。
as in「〜におけるように、〜でのように」。
as isas it is の略。特に、商品に関してだと、as is で「傷や問題があるかもしれないけれど、現品の状態で提供するよ」といった意味あいになる。「現状有姿のまま」とも表現される。ソフトウェアについても、「潰しきれていないバグが潜んでいるかもしれないけれど、もしそうだったらごめんね。保証できないので、自己責任で使ってね」的な意味あいで、よく使う。実際、MIT ライセンスには、THE SOFTWARE IS PROVIDED "AS IS", WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND … というくだりがある。形容詞化して on an as-is basis のようにも使う (「現状ベースで、現状のありのままで」ということ)。
as is …文脈から明らかであるために主語が省略されているだけで、別に慣用句という程のものでもないので、as is の後には比較的さまざまな表現が接続しうる。よって、「定型句」としてここに挙げるべきか少し迷うが、一応、挙げておく。
たとえば、as is often the case で「よくあることだが」。 また、as is + 形容詞句, as is + 受動態の動詞句 といった使い方で「〜であるが、〜なように、〜のとおり」。たとえば、as is evident (明らかなことだが) とか as is known (周知のとおり) とか as is expected (予想どおりに) など。
as it is「現状のままで、そのままで」。過去形だと as it was となる。文脈上複数形を使うべきときなら as they are となる。また、予測と違った場合などに、「ところが実際は」といった意味でも使う。
なお、as if it were so の意味で as it were という仮定法を挿入句的に使うことがあり、これは、「いわば」の意味になる。これを、as it is の過去形の as it was と混乱しないように、注意が必要。
as long as時間・期間について「〜もの間、〜なだけ長く」。条件について「〜しさえすれば、〜である限り」。文脈によっては「〜なのだから」の意味。so long as に言い換えられることが多い。もちろん、AとBは長さが同程度だよ、と述べるときにも as long as を使える。
as of後ろに日付などをとって、「〜時点で、〜現在」。たとえば、日々変動しうるような何かの集計結果を「いついつ現在の値ですよ」と公表するような場合に、as of という言い方を使ったりする。場合によっては「〜以降」の意味。
as opposed to「〜ではなくて、〜とは反対に、〜とは対照的に」。
as per「〜にしたがって、〜のとおり、〜によると」。
as such辞書には「そういうものとして、それ自体は」といった意味が出ている。でもよく見かけるのは、文頭に置いて、前の文章を受けて、「以上述べたような訳なので、このようであるため、こんなふうだから、そういう訳で、したがって」といった意味を表している用法。
as the case may be「場合によっては、場合に応じて、ケースバイケースで」。なお、case by case は「一件ずつ」といった意味なので、和製英語の「ケースバイケース」とは微妙にずれている。
as to「〜について、〜に関して、〜にしたがって」。処理手順の説明の中で分岐 (if 文など) があると、as to whether … (or not) などという言い方をする。
as usual「いつもどおり」。
as with「〜と同様に」「〜についてと同様に」。