英語あれこれ: 「at + 名詞」の形の表現

at の後の名詞が最上級的な何かを表しているパタン

at best「良くても」「せいぜい」「〜どまり」などと訳す。比較対象をけなす文脈で使うことがある。「従来品はせいぜいXXXができるだけだったが、本製品はYYYできます」みたいに。
at first「最初に」「まず」などと訳す。
at last「最後に」「やっと」「遂に」「とうとう」などと訳す。
at least「少なくとも」「最低でも」などと訳す。at least n だったら、「少なくとも n 個以上の」のように「以上」を補って訳しても良いかも。
at most「多くても」「最大でも」「高々」「せいぜい」などと訳す。 理工系の文章では、「高々1個」と言うと「0個かもしれないし、1個かもしれないが、2個以上ではない。つまり、多くても1個である」という意味である。この意味で at most を使うことが可能。というか at most はまさにその意味。理工系の勉強をちょっとでもかじった人になら、まあ、通じると思う。ただ、この意味での「高々」は、日常語的な「1個あることは事実なんだけど、たった1個だけだよ? それって少ないよね〜」「たかが1個じゃん」というニュアンスの「高々1個」とは、少しずれがあるので、対象読者によっては誤解を与える可能性がある。要注意。
at worst「最悪でも」「最悪の場合は」などと訳す。

その他のパタン

at hand「目下」「間近に」「すぐそこに」などと訳す。
at intervals「ときどき」「間をおいて」「等間隔に」「あちこちに」などと訳す。
at issue「目下の問題の〜」「問題になっている〜」「今論じている対象の〜」「当該〜」などと訳す。the XXX at issue, the XXX at hand, the XXX in question, the XXX concerned, said XXX, this XXX, the very XXX , nothing other than the XXX あたりの中から、文脈・文体・好みに応じて表現を選べば良い。
at length「長々と」「詳細に」「ずいぶん経ってからやっと」などと訳す。
at once「すぐに」「直ちに」「同時に」「一度に」「一緒に」などと訳す。
at present「現在」「目下」「今のところ」などと訳す。
at work「稼働中で」「働いて」「作用して」「取り組んでいて」などと訳す。